川口春奈「silent」は久々の泣けるドラマ プロからも高く評価される根拠は
ゆくゆくは視聴率2桁に
「今期、注目される恋愛ドラマには、本田翼（30）主演の『君の花になる』（TBS・火曜・22時）もあります。初回（10月18日）の世帯視聴率は6・5％（ビデオリサーチ調べ、関東地区：以下同）と、『silent』の初回6・4％を上回りました。ラブストーリーは、昨年公開の映画『花束みたいな恋をした』（菅田将暉［29］と有村架純［29］のW主演）が大ヒットしたように、一定の需要はあるものです。そこに飢えていた視聴者がいたということでしょうが、今期は話題性からいっても、『silent』の一人勝ちでしょうね。第1話を見てしまったら、引きずり込まれますからね」
実際、第2話の世帯視聴率は6・9％に上昇。コア（13～49歳の男女）視聴率は4・0％となり、「ダウンタウンDX」の2・6％、「櫻井・有吉THE夜会」の2・5％を上回った。
「恋愛ドラマでコア視聴率が4％に達したのは久しぶりかもしれません。第3話では世帯8％は行くのではないでしょうか。ゆくゆくは2桁に乗せるでしょう」
なぜ、それほど話題になったのか。
「初回は川口と目黒が制服を着て高校生役を演じましたが、年齢のギャップを全く感じさせず、そのまま高校生で通じるほど自然で、互いに惹かれ合っていることもよくわかった。それが突然の別れとなり、第2話で想が彼女の元を去った理由が耳の病であったこと、《好きな人》とは紬のことだったことが分かり、川口のみならず視聴者まで号泣することになったのです」
[2/3ページ]
