「レオパレス」幹部が告発する「入居率工作」と「家賃未回収額」激増の実態 経営陣が主導

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至誠要望書

 全賃貸物件に対する入居状態の部屋の割合を示す「入居率」は、アパート経営の命綱。3年前に「施工不良問題」が相次いだ「レオパレス21」では、経営陣主導のもと入居率の「数字工作」が行われていた。

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 施工不良問題を機に、レオパレスの入居率は低迷した。深山英世(みやまえいせい)社長が引責辞任した19年5月の入居率は81.95%。以降も下げ止まらず、20年12月には77.07%に。リーマン・ショックの後遺症が残る10年7月の78.43%を割り込む有り様だった。...

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