眞子さんが見据える名門美術館への就職 背景に強力な“後ろ盾”が…皇室のビジネス利用につながる?

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皇室利用を懸念

 眞子さんにとっては専門知識を仕事に生かしたいだけかもしれないが、生き馬の目を抜くNYでは「元皇族」の肩書もまた商談に利用されかねない。そして、こうした動きに、ことのほかナーバスになられているのが他ならぬ秋篠宮さまだというのだ。秋篠宮家の事情を知る関係者が明かす。

「殿下は、皇室の儀式を経ない結婚という不本意な事態をもたらした小室さんの一連の振る舞いを今もお許しになっていません。今回の司法試験の合否にかかわらず、彼をお認めになることはないでしょう。その上で眞子さんについても『NYの片隅で誰にも迷惑をかけず、一般人として静かに暮らしてほしい』と切に願われているのです」

 それが、仮にも「皇室の至宝展」などに参画するとなれば、

「そのような企画に携わること自体が皇室利用そのものであると、殿下は懸念されています。折から夫婦の待遇について不透明さが指摘されているところ、世間から新たな批判が集まれば、悠仁さまのご成長に力を注がねばならない秋篠宮家は、いっそうダメージを受けてしまう。皇室をビジネスにつなげるなどもっての外で、殿下はご本心では『夫婦は一切皇室には関わってほしくない』とお考えなのですが……」(同)

METが眞子さんを利用?

 もっとも、そこには総領事館やMETの思惑が複雑に絡み合う。皇室制度に詳しい小田部雄次・静岡福祉大学名誉教授が言う。

「米国人にとって皇室や王室はなじみが薄い。あるいは秋篠宮家も、彼らにとってはケネディ家のような社交界における上流階級という位置付けかもしれません。そうした中で眞子さんは営利事業に携わろうとしています。METもまた営利団体ですから、うまく利用しようとするでしょう」

 ただし、

「もし三の丸尚蔵館の美術品の特別展などが開かれたら“将来の天皇の姉が皇室特権で事業を手掛けている”ことになり、皇室の品位が下がるのは言うまでもありません。眞子さんは一般人になりたいと言いながら“皇室特権”に無自覚すぎるのだと思います」(同)

 祝福なき結婚を果たした二人は、いかなる心境で1周年を迎えるのだろうか。そして合否の行方は……。

週刊新潮 2022年10月20日号掲載

特集「結婚1周年記念日に『合否』発表…『眞子さん』“特権就職”で『名門美術館』の思惑」より

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