キャラ全員が魅力的すぎて困る「鎌倉殿の13人」 ワンシーンで人間性と業を炙り出すすごみ

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 三谷幸喜脚本の大河で困るのは、登場人物が全員魅力的なところ。たとえ本筋に絡まずとも、その人物の一生に思いをはせてしまう仕掛けがある。あの歯がなくてフガフガした好戦的な爺さんの孫が医者に! 下手したら根絶やしにされる時代にうまく繁栄してんなぁ、とかね(康(かん)すおんが二役)。

 もちろん、主要人物も多面的に描き、さまざまな顔を見せるので全員絵にしたくなっちゃう。だから困る。ということで、残り2カ月となった「鎌倉殿の13人」を。いろいろとわやな北条さんちは次回まとめてお届け。...

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