札幌「22歳女子大生」死体遺棄事件 容疑者が卒業文集に綴った<ピストル><機関砲><軍用の武器>への執着

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<ぼくは、将来、お父さんのいた、海上保安庁や、自衛隊、警官などの、国家公務員になるのが夢だ>

 小学校の卒業文集にこんな作文を寄せていた男は、その“夢”を叶えた後、凄惨な事件の容疑者として取り沙汰されることとなった。

 北海道警は、10月8日に札幌市内のアパートで小樽市の大学生・瀬川結菜さん(22)の遺体が発見された事件で、この部屋に住む小野勇(53)を逮捕。ツイッターを通じて自殺志願者をおびき出す手口や、“余罪”を匂わせる書き込みが、「座間9人殺害事件」を引き起こした白石隆浩死刑囚を彷彿とさせることから世上の注目を集めている。

 ネット上で“第二の白石”と騒がれた小野は、<将来の夢>と題した冒頭の作文にこう綴っていた。そこでは、海上保安庁や自衛隊などに入りたい理由として、

<海や、船が好きだし、いろんな乗り物も好きだし、なんといっても、ピストルや、機関砲などの、軍用の武器が使えるからだ。陸上自衛隊より、海をながめていられる、海上保安庁や、空から下をながめられる、航空自衛隊の方が、広い所が見れて、その分、気持ちがはれるので、その方がいいと思う>

 高校時代の同級生は次のように振り返る。

「小野は当時からミリタリーオタクで、戦車の話題などが好きでした。高校卒業後には自衛隊に入っています」

 実際、小野のSNSにはナイフやモデルガン、迷彩服の写真が多数アップされている。

 卒業文集の寄せ書きで、同級生が<未来>や<希望>、<出発>といった言葉を書き込むなか、ただひとり<願望>と記した小野。今回の事件は、53歳になった小野の<願望>が引き起こしたものだったのだろうか。

 10月20日発売の週刊新潮では、小野の元同僚やSNSを介して知り合った女性の証言を含めて詳報する。

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「週刊新潮」および「デイリー新潮」では、この事件についての情報を募集しています。下記の「情報提供フォーム」まで情報をお寄せください。

情報提供フォーム: https://www.dailyshincho.jp/confidential/

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