「news23」超低空飛行の「小川彩佳」キャスターのかなり厳しい現状 ギャラ、サポート役の離脱、ライバル局の見解

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テコ入れ役・国山アナが退社

 これまで幾度となく苦戦や苦境が伝えられてきた、TBSのニュース番組「news23」(以下、23)。筑紫哲也氏が1989年10月の番組スタートからキャスターを務め、いわば報道のTBSの顔とも評されるが、いかんせん視聴率は鳴かず飛ばずだ。小川彩佳キャスター(37)の更迭説は根強く、その一方で、テコ入れに投入された国山ハセンキャスターは会社を去ることが明らかになるなど、良い話はなかなか聞こえてこない。この番組を巡って交わされる様々な話についてレポートする。

「news23をキャスターとして切り盛りしてきた小川アナをサポートする役回りを期待されてきた国山アナの退社は、ショッキングな出来事でした」

 と、TBSのある局員。

「もっとも、国山アナが加入したからと言って大きく視聴率が改善したかというとそんなことはなく、9月29日には今年最低の2.6%を記録してしまいました」(同)

 そういった数字の「超低空飛行」ぶりから、小川キャスターの降板説や「番組ごとなくなる説」が過去に何度も取り沙汰されてきた。

降板説、番組ごとなくなる説の真贋

「現社長は23の出身で、“それだけに手をつけづらい”とか“それゆえに手をつけるのは自分しかいないと思っているはずだ”などとアレコレ噂されてきましたが、少なくとも番組ごとなくなることはなさそうです」(同)

 メインキャスターを外部から連れてきたり、国山アナを投入したりとさまざまな手を打っても視聴率が改善されなかったのに、なぜ打ち切りとはならないのだろうか。

「やはりレジェンドの筑紫さんが立ち上げた番組をなくしてしまってよいのかという考え方と、数字が悪いという理由で変えたからといって新番組がさらに低空飛行を続ける可能性もあり、一歩踏み込めないというところはあると思います」(同)

 ただ、番組ごと変わってしまわないにしても、こんな話はあるという。

「あの時間帯はバラエティや情報番組としてはとてもおいしく、『サンデージャポン』のような番組が取って代わるという説が流れたことがありました。そっくりそのまま変わるとハレーションもありますから、23を短縮し、その分を情報番組やバラエティに当てるという考え方もあるようです」(同)

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