スリランカ現職閣僚が語る、中国の“反社”的なワナ 「日本は世界で最も信頼のおける友人」

国際

  • ブックマーク

 途上国に過剰な資金を貸し付けて返済不能に陥らせ、“借金のカタ”として重要インフラを奪い取る――。

 経済圏構想「一帯一路」を掲げる中国の対外融資は「債務の罠」と指摘される。経済的に相手を屈服させる反社まがいの手口で、ワナに陥ったスリランカは国家破産の危機に直面している。

「わが国が陥っている経済的状況の責任を、どこか特定の国に帰すことはしたくありませんが、前大統領をはじめとする政治家たちが中国から返済不能な巨額の資金を借り入れてしまった。あくまで彼らが、国の発展より自分たちの利益を優先した結果なのです」
...

つづきを読む