タクシーで吐くのは9割が女性!? 俳優兼業ドライバー「平山大」が語るコンビニ利用術

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『あなたとコンビニとニッポン』平山大×渡辺広明

 全国5万8000店舗、年間155億人が買い物する“コンビニ超大国ニッポン”。老若男女、昼夜を問わずさまざまな人が訪れるコンビニは、その目的や利用方法も人によってさまざまだ。「コンビニとの付き合い方」を覗いた先に見えてくるものとは? コンビニジャーナリスト・渡辺広明氏が、ゲストを招きコンビニについて大いに語り合う──。

 今回のゲストは「タクシードライバー」と「俳優」という異色の兼業を行う平山大氏(31)。今夏に配信された恋愛リアリティ番組「バチェロレッテ・ジャパン シーズン2」(Amazon Prime Video)の出演が記憶に新しいが、渡辺氏の関心はもっぱら「タクシードライバー」としての平山氏のようだ。都内の町並みを知り尽くす“交通のプロ”にとって、コンビニとはどのような存在なのだろうか?

コンビニコーヒーはミニストップ

渡辺広明(以下、渡辺):平山さんは「タクシードライバー兼俳優」という、大変興味深いワークスタイルです。通常のメディアならば、この点について掘り下げると思うのですが、今回は「コンビニ対談」ということで、申し訳ありませんが平山さんには「タクシードライバーから見たコンビニ」について伺いたいと思います。

平山大(以下、平山):いえいえ、ありがとうございます。光栄です。

渡辺:タクシードライバーも何かとコンビニを利用する機会が多いと思うのですが、平山さんはいかがですか?

平山:乗務中はよく利用しますよ。1日に2、3回は行きますね。仕事始めに必ず「アイスコーヒー」を買います。缶コーヒー特有の金属の味が苦手なので、いわゆる「コンビニコーヒー」ですね。

渡辺:タクシードライバー歴は何年ですか?

平山:もうすぐ7年目です。

渡辺:大手チェーンのコンビニコーヒーが定着したのが2010年代前半なので、折しも普及直後にタクシードライバーになった恰好です。

平山:そうだったんですね。よかった(笑)。

渡辺:余談ですが、飲料メーカーが缶コーヒーだけでなく、ペットボトルのコーヒーに力を注ぎ始めたのもコンビニコーヒーに対抗するためなんです。

平山:なるほど。たしかにその頃からペットボトルのコーヒーをよく見かけるようになりましたね。

渡辺:どのチェーンのコーヒーが好きですか?

平山:ミニストップです。

渡辺:意外! ……と言ったらミニストップに悪いけど、大手3社ではなくミニストップですか。

平山:味も好きですが、ミニストップのMサイズがちょうどいいんです。少なすぎず、多すぎず、自分好みのサイズです。

渡辺:Lサイズだとドリンクホルダーに置いてても、ちょっと不安かもしれない。

平山:ドリンクホルダーと言えば、今の車種はアルファード(トヨタ)でホルダーがあるのですが、以前に乗っていたコンフォートタイプにはホルダーがなかったので、ドリンクを置けませんでした。

渡辺:その場合、自分でドリンクホルダーを取り付けたりしないんですか?

平山:タクシー会社によりますが、自分専用の車ではなく他の人と共用の場合、勝手に付けられないんですよ。

渡辺:自家用車ではなかなか考えにくい、タクシードライバーならではの悩みですね。

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