帝劇、国立劇場の建て替えで、人気の「ジャニーズ公演」はどうなる？　代替施設の“争奪戦”が

代替地の“争奪戦”

　つまるところシアターオーブに決まりかと思ったら、そうは問屋が卸さない。

「シアターオーブは東急自体の主催による公演やホリプロの公演も行うなど繁盛している劇場なんです。必然的に借りられる月数も限られてしまいます」

　帝劇のほかにも暫時お休みの例が。国立劇場は来年10月に、シアターコクーンやオーチャードホールが入る渋谷の「Bunkamura」（通称・東急文化村）は来年4月に閉館となる。

「66年開場の国立劇場は老朽化のため、89年開場の東急文化村はお隣の東急百貨店本店とともに36階建ての高層複合ビルにリニューアルするため建て替えられます。衣替えを予定する劇場はこれら以外にもあり、代替地の“争奪戦”が始まりそうな気配ですね」

週刊新潮 2022年10月13日号掲載

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