「原監督に辞める気は毛頭ない」 オーナーが原体制を黙認する理由を解説

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 街には秋風が吹き、今年のプロ野球シーズンもCSと日本シリーズを残すのみ。その蚊帳の外にいるのが、球界の盟主を自任するジャイアンツだ。2年続けての負け越しで4位に沈んだのに、原辰徳監督(64)の責任論が出てこないのが不思議である。

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 巨人のBクラスが確定したのは、今月1日のDeNA戦。その試合は今季を象徴するような幕切れだった。

 1点リードされた8回裏、巨人はノーアウト満塁の大ピンチ。ここで代わった新人・大勢が後続を三者連続三振に切って取り、窮地を脱する。...

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