今年初「内村」「南原」共演はたった10分で終了 テレビ業界からは「もったいない。何とかならなかったのか」

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テレビ業界の責任

「やむを得ない事情があったのでしょうが、やはり『もしもツアーズ』のスタッフには粘りに粘って交渉してもらい、もっともっとウッチャンナンチャンの共演を見せてほしかったと心から思います。視聴者の皆さんも同じ気持ちなのではないでしょうか」(同・スタッフ)

 真っ先に疑われそうなのは“不仲説”だが、内村と南原の関係は全く良好だという。ただし、仕事の“方向性”は違ってきているようだ。

「近年の南原さんはスポーツ番組に力を入れています。お笑いに関しても、落語や狂言といった伝統的な分野に好奇心が向かっているようです。一方の内村さんは、依然として“今のお笑い”に情熱を注いでいます。コント番組を持ち、バラエティ番組のMCを務めています」(同・スタッフ)

 実際、2人の共演は1年に1本のペースで、主に特番で実現している。不仲なら共演は不可能だろう。

 また「内村さんと南原さんの共演が少ないのは、テレビ業界も反省する必要がある」との声も出ているという。

コンビ芸人の宿命?

「内村さんと南原さんの2人が揃わないとできない番組の企画、2人が出演するからこそ面白い番組の企画を、テレビ業界が提案できていないという事実は重く受け止めるべきでしょう。内村さんや南原さんからすると、ピンで充分に仕事ができています。自分のやりたいことができているのだから、コンビ活動が少なくとも問題はなしと考えているに違いありません」(同・スタッフ)

 だが、コンビで出演する冠番組が依然として人気のダウンタウンでさえ、ピンの仕事は少なくない。往年の名漫才師、横山エンタツ(1896~1971)・花菱アチャコ(1897~1974)の時代からよく見られた光景だ。

「とんねるずの2人も、ピンの仕事だけになってしまいました。今、人気の芸人は、サンドウィッチマンを筆頭にコンビでの出演が目立ちますが、最近、オードリーの2人はピンの仕事が増えてきています。中堅芸人が更に力を付けていくとどうなっていくのか、バラエティ番組の関係者も注視しています」(同・スタッフ)

註:ビデオリサーチ調べ、関東地区、リアルタイム、世帯のデータを参考

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