今年初「内村」「南原」共演はたった10分で終了 テレビ業界からは「もったいない。何とかならなかったのか」

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「もったいない」の大合唱

「多くの視聴者にとっては、2017年を最後に放送されていない特番『ウンナン極限ネタバトル! ザ・イロモネア 笑わせたら100万円』(TBS系列)以来という印象だったのではないでしょうか。フジテレビも公式サイトなどで、2人の出演を予告していました。番組の30分間、たっぷりと2人の掛け合いが見られると期待した視聴者も多かったと思います」(同・スタッフ)

 ところが、番組の冒頭から登場したのは内村だけ。南原が合流したのは後半になってからで、2人の共演は約10分間で終わってしまった。

「番組では、まず天野さんが『最終回に相応しいゲスト』として内村さんに出演を依頼したと説明しました。サプライズゲストとして登場してもらうため、相方のウドちゃんにも内緒にしたそうです。そして番組が後半に差し掛かると、南原さんが『ウッチャンに呼ばれて』と自ら説明しながら画面に現れたのです」(同・スタッフ)

 何らかの“オトナの事情”があり、2人の共演は10分間が限度──そんな憶測が飛び交うのは番組としては避けたかっただろう。一応は予防策のような演出を行っていたが、お世辞にも“説明責任”が果たされたとは言えなかった。

視聴者も落胆!?

「番組を見終わってもモヤモヤは消えず、かなりの消化不良でしたね。とにもかくにも、『内村さんは冒頭から出演し、南原さんは後半から出演する』という番組構成が決まっていたことだけは分かりました。だからこそテレビ業界、特にバラエティ番組のスタッフからは、『もったいない!』の大合唱が起きたのです」(同・スタッフ)

 南原は「ヒルナンデス!」(日本テレビ系列・平日・11:55)の総合司会を担当している。「スケジュールの調整が難しかった可能性がある」と推測する関係者もいるという。

「ロケは平日で、内村さんは冒頭から参加、南原さんは『ヒルナンデス!』が終了してから合流したという推測は、かなりの信憑性があると思います。南原さんの収録時間が充分に確保できなかったため、“サプライズ出演”の演出を行い、撮れ高に応じた適正な尺が10分前後だったということではないでしょうか」(同・スタッフ)

 だが、どれだけ背景を分析しても、結局のところバラエティ番組のスタッフからは「もったいなかった」の溜息が漏れるだけだという。

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