今年初「内村」「南原」共演はたった10分で終了 テレビ業界からは「もったいない。何とかならなかったのか」
「あまりに、もったいない!」──バラエティ番組の関係者から、こんな声が上がったという。2002年10月からスタートした「もしもツアーズ」(フジテレビ系列)が20周年を花道に最終回を迎え、ウッチャンナンチャンの2人がゲスト出演した。ところが、2人が揃って画面に登場したのは、たった10分間だったのだ……。
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最終回は9月24日土曜日の午後6時半からオンエアされた。まずは、なぜ人気長寿番組として知られた旅行番組が終了することになったのか、バラエティ番組のスタッフに解説してもらおう。
「直接の原因としては、長寿番組で内容がマンネリ化してしまい、視聴率が低下したことが挙げられます。最近は平均して4%前後(註)でした。率直に言って、キャイ~ンの天野ひろゆきさん(52)とウド鈴木さん(52)の“賞味期限”が切れたことも大きかったと思います」
旅がテーマということで、近年はコロナ禍にも苦しめられた。
「今年でちょうど20周年を迎えたことも、番組終了の大義名分になりました。コロナ禍も沈静化の気配を見せ、旅番組の需要は復活しつつあります。フジテレビとしては新番組で新陳代謝を図り、視聴率を巻き返したいのでしょう」(同・スタッフ)
テレビ業界でも放送前から大きな注目を集めていた最終回だったが、ウッチャンナンチャンの内村光良(58)と南原清隆(57)がゲスト出演したことで更に盛り上がった。近年、2人の共演は非常に珍しい。
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