幼い娘の死、借金地獄… アントニオ猪木に翻弄された「5人の女性」とは

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 英雄か愚者か。昭和史に鮮烈なる“光と影”の軌跡を残したアントニオ猪木。米国での武者修行、プロレス団体旗揚げ、借金問題、政治家への転身、難病との闘い――。79年間の人生で時々の艱難辛苦にともに立ち向かい、翻弄されたのは「5人の女たち」だった。

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 2年前に難病の「心アミロイドーシス」を患っていると告白した猪木。以来、闘う相手は病だった。

 亡くなる前日の9月30日には死期を悟ったか、弟の啓介氏(74)を東京・港区の自宅マンションに呼んでいる。...

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