香川照之の醜聞で脚光を集めるトヨタの富川元アナ スタッフ3人引き抜き騒動で「古巣への復讐」説も
すっかり公私ともに悪役の顔が定着してしまった香川照之(56)だが、売れっ子役者の醜聞の余波は各方面に及んだ。例えばトヨタ自動車とのCM契約は更新されず「満了」となったが、棚ボタで脚光を浴びる人物にも、何やらきな臭い話が聞こえてきて……。
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2019年にトヨタがテレビCMとネットを融合した広報メディアとしてスタートさせたのが「トヨタイムズ」だ。豊田章男社長(66)肝いりのプロジェクトとして始まったこの媒体は、ニュースサイトの体裁で、豊田社長のインタビューをはじめ新車の開発経緯などを紹介。この中で“編集長”の肩書を与えられ、登場していたのが香川だった。
しかし、本誌(「週刊新潮」)の報道によって銀座での狼藉が明るみに出ると、「トヨタイムズ」から香川が出演していたPR動画や紹介記事の類は一切削除された。代わって脚光を浴びているのが、テレビ朝日の元アナウンサーで、今年4月からトヨタ所属のジャーナリストとの肩書で広報活動を担当する富川悠太氏(46)である。
先月3日に誕生日を迎えた富川氏は、自身のインスタで豊田社長から直々にお祝いのケーキをもらった際のツーショットを披露。トップからの寵愛ぶりをさりげなくアピールしている。
「編集長の後釜」
「香川編集長の後釜を狙っていると見られてもおかしくありませんね」
と話すのは、富川氏の古巣・テレビ朝日の局員だ。
「トヨタイムズでの活動に本腰を入れるためか、富川さんは、出演していた『報道ステーション』の番組スタッフ3名を引き抜いたんです。彼らは制作会社所属ですが、一人は記者、もう一人はディレクターとして現場を支える精鋭で、最後の一人はデスクとして取材スタッフを取りまとめるエース級の人物。目下、番組内では混乱と困惑が生じていますよ」
報ステといえば、元NHKの大越健介氏(61)が、昨年10月にキャスターに起用され番組の顔になっている。当初は月曜から木曜の出演だったが、今月からは金曜も担当。いわば“大越体制”への完全移行に向けた準備で、今夏以降、番組ではスタッフの人繰りに苦心している。そんな状況の最中に、引き抜き騒動が起きたというわけだ。
別のテレ朝局員は、
「富川さんは退社後も局に顔を出していましたが、そこで勧誘していたんでしょう。彼はコロナの症状がありながら報告を怠って出演し続けたりDV騒動が報じられたりで、事実上、番組を追い出されるようにトヨタに転職したわけですからね。“富川アナの復讐”などと口にする局員もいますよ」
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