コーチ陣刷新の巨人 大久保打撃コーチ、阿波野投手コーチ起用の読み方【柴田勲のセブンアイズ】

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「進退伺」の意味

 巨人・原辰徳監督(64)の来季続投が決まった。3年契約2年目となる2023年、通算17年目の指揮を執る。と同時に来季の首脳陣を大幅に刷新して新体制で臨むことになった。

 原監督は4日、山口寿一オーナーにシーズン終了の報告を行った。今季は5年ぶりのBクラスとなる4位に沈んだ。初めてクライマックス・シリーズ(CS)進出を逃した。また歴代監督では初めての2年連続負け越しとなった。散々な1年だった。

 前回、今コラムでこう記した。球団から「責任を取ってもらいたい」とは言わないし言えないはずだ。...

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