話題の菅生新樹が“菅田将暉の弟”を宣伝文句に使えない事情 兄弟共演もナシ
息子は上場企業に
《「これって一体どういうことなのだろう」/私はかなり困惑しました。主役に抜擢されて、ひょっとしたら悠々自適かなと甘く考えていたのです》
さらに、トップコートに所属するようになった経緯については、「ステージパパ」の項に書かれている。
《芸能事務所と言っても大小いろいろあります。私は息子を入れるなら上場企業でなければと考えました。(中略)調べてみると、当時の芸能事務所で上場しているのは、アミューズ、ホリプロ、エイベックスの3社しかありませんでした》
アミューズは以前にオーディションで落ちたことがあったため諦め、エイベックスの子会社社長のツテを頼って相談するも、音楽系の事務所だから新人俳優を育てるのは難しいと断れる。《もうホリプロしかない》と仕事上の付き合いがあった和田アキ子の実弟を頼るも、これも断られた。別の知り合いから紹介されたのがトップコートだった。
《私はトップコートのことは全く知らなかったのですが、信頼する二人の社長の推薦だということは大きなご縁だと思いました。後で詳しく調べると、木村佳乃さんを手塩にかけて育ててきた、名門の事務所ということで、「もうここしかない」と思いました》
ナベプロのグループ会社を知らなかったとは、経営コンサルタントとしていかがなものかと思うが、アッという間に「もうここしかない」と変わり身は早い。それはまだしも、ギャラが少ないと明け透けに書かれては、所属事務所だって面白くはないだろう。前出のプロデューサーが言う。
[4/5ページ]