山際大臣とベッタリの信者、教会大幹部の運転手だった! 元秘書も告発「資料破棄は200%ウソ」

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「答えられないんで」

 現在は都内に住む澤田氏に山際大臣の選挙を手伝っていたのか、聞こうとするも、

「あー、ちょっと答えられないんで。(取材は)やめてください」

 この点、統一教会の広報部は、

「山際大臣との関係はございません」

 一方の山際事務所はこう回答した。

「(田中氏は)駅周辺でボランティア活動をされていた際に知り合うこととなり、その後、政党のビラ配り等のお手伝いをしていただいたことがあります。すでに選挙区外にお引っ越しされたため、現在、なにかお手伝いをしていただくことはありません。(澤田氏は)存じ上げません」

 しかし、山際大臣には別の“幹部”との付き合いもあった。統一教会の関連団体である世界平和連合神奈川県連合会の事務局長だ。

「国際勝共連合の神奈川県本部の代表という肩書も持っていました。彼は川崎市議会で18年に可決した『家庭教育支援法の制定を求める意見書』を市議らに持ち込んできた人物で、夫婦別姓反対など、別の政治テーマについても積極的にロビー活動を行っていました。彼が山際さんとやり取りのある人物だったのです」(地元市議)

「空き家で気味が悪い」

 また、カネにまつわる疑惑も燻っている。

 本誌はかねて、山際大臣が代表を務める政党支部と地元事務所が入居するマンションについての問題を報じてきた。先の私設秘書が代表を務め、山際大臣が全株を持つ21世紀株式会社がこのマンションを所有しており、相場を大きく超える月々44万円の家賃がこの会社、ひいては秘書と山際大臣に長年にわたり振り込まれてきたのだ。その原資は税金である。

 かたや、選挙区内の川崎市宮前区に建つ山際大臣の自宅にも別の問題が。

 約45坪の土地に建つ2階建てのその自宅は17年末に新築された。しかし、山際大臣は一度もここに住むことはなく、いまはなぜか、先の疑惑の会社「21世紀株式会社」の表札が掲げられている。

 近隣住民によれば、

「当初は山際さんが住むという話だったのに、ずっと空き家で気味が悪いんです。おかしいのは、自宅ができた後、川崎信用金庫が土地と建物を担保に計1億4580万円の抵当権を設定していることです。そんな巨額のお金を融資してもらえることなんてあるのでしょうか……」

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