ウクライナ危機よりも心配な米国の病 内政に潜む自滅のリスクとは

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「ウクライナの不屈の闘志と西側陣営の支援でロシアに運良く勝てたとしても、浮かれていてはアメリカは過去の歴史上の失敗を繰り返すことになる」(10月5日付ニューズウイーク)

 このように主張するのはステイーブン・ウォルト・ハーバード大学教授だ。

 著名な国際政治学者であるウォルト氏は「ロシア政府の誤算とその軍隊の無能さ、ウクライナ人の不屈の闘志、西側陣営の強力な軍事支援と経済制裁が合わされば、最後に勝つのはウクライナと西側陣営だ」と予測する一方、警戒の念も強めている。...

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