地元警察が365日24時間体制で監視した筑波大留学生の“危ない素性” 元公安警察官の証言
日本の公安警察は、アメリカのCIA(中央情報局)やFBI(連邦捜査局)のように華々しくドラマや映画に登場することもなく、その諜報活動は一般にはほとんど知られていない。警視庁に入庁以後、公安畑を十数年歩き、数年前に退職。昨年9月に『警視庁公安部外事課』(光文社)を出版した勝丸円覚氏に、茨城県警が筑波大学留学生を監視した話について聞いた。
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勝丸氏は、かつて公安外事1課→公安部外事警察で、大使館や総領事館との連絡、調整役を行っていた。...