ロシア兵は戦場から自転車でトンズラ…じつはロシアがウクライナの最大の武器支援国という真実

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寝袋自弁の衝撃

 戦車は最新型だと数億円の製造費がかかり、型落ちした旧式でも中古市場で数千万円の値が付くという。

「それだけのコストがかかった戦車を、みすみす敵軍にプレゼントしているわけです。白リン弾で爆破するのは簡単ですし、手間もかかりません。それでもロシア軍は、貴重な戦車を放棄して逃げてしまうのです。ひょっとすると、我々が想像している以上に、ロシア軍の内部統制は崩壊してしまっているのかもしれません」(同・軍事ジャーナリスト)

 ネット上では、ロシア軍の上官とされる女性が新兵に向かって「軍は制服と防護具しか提供しないので、寝袋や医薬品は自分で調達しろ」と命じる動画が拡散を続けている。

「フェイク動画の可能性もあるので慎重な分析が必要だと思いますが、これが事実なら今のロシア軍は軍隊の体を成していません。寝袋さえ提供できないほど物品が不足しているのなら、とてもではありませんが厳冬期の戦闘は無理でしょう。兵士全員が凍死しても不思議はありません。戦争が早く終結するため、ロシア軍内部で反乱が起きることを期待したいですね」(同・軍事ジャーナリスト)

註1:Ukrainians capture Russian ammo, weapons, vehicles in Kharkiv Oblast(キエフ・インディペンデント電子版・10月12日)

註2:Amid Ukraine’s startling gains, liberated villages describe Russian troops dropping rifles and fleeing(ワシントンポスト電子版・9月11日)

デイリー新潮編集部

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