「白鵬マネージャー失踪事件」に新展開 10億円の借金が発覚…野球賭博で溶かした疑惑も

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 本誌(「週刊新潮」)9月29日号で報じた元横綱白鵬(37)のマネージャー、近藤将大氏(40)の失踪騒動に新展開である。なんと、方々から引き出した借金の総額が10億円にもなるというのだ。近藤氏はなぜ巨額の金を“溶かし”たのか。3億円の債権を抱える会社社長が明かす、「全真相」――。

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〈Aさん(原文では実名)このような事になってしまい本当にすいません。何かひとつ歯車が狂いそこから一気にとんでもない事になってしまい、最終的にAさんを裏切る事になってしまいました。唯一と言っていいくらい自分の事を理解してくれていたAさん、本当に大好きなAさんを裏切ってしまいました。何回も何回も死のうと思いました。死ぬ事もできなかったこんなクズです〉

 パチンコ店の営業イベントなどを手掛ける会社を経営するA社長の元に届けられた手紙には、7月17日付の消印が押されていた。

 手紙の差出人は、光法のしこ名で元横綱白鵬(宮城野親方)の付け人頭を務め、角界引退後に白鵬の私設マネージャーとなった近藤将大氏。タレントのマネジメントなどを行う「オフィスコンジョー」の代表取締役でもあり、大規模な小中学生の相撲大会「白鵬杯」も仕切る白鵬の側近中の側近である。その近藤氏が7月頭から失踪していた――そう報じた本誌9月29日号の記事では、彼が放送作家の鈴木おさむ氏からの借金を踏み倒している上、白鵬あるいは宮城野部屋の資金1億円を持ち逃げしている可能性があることもご紹介した。

「しばらく逃げる日々になる」

 A社長への手紙にはこうも記されている。

〈こんな自分が悔しくて悔しくて、本当に申し訳ございません。あの日パチンコ屋の営業で出会った日から、今、現在までどれだけお世話になりどれだけ楽しく、幸せを頂いたか そんなAさんを裏切って逃げる事しかできなかったです、本当にすいません。今は、命も狙われるようなとこがら(ママ)もあったのでしばらく逃げる日々になると思います〉

 近藤氏が本当に“命も狙われる”ほど切羽詰まっているのかどうかは後述するが、彼の地元・大阪の関係者は、

「本人は『借金が10億近くまでいった』と話していました」

 そう明かすから、クビが回らない状態にあるのは間違いない。

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