ミッキー・カーチス氏が初の個展を開催 ボケ防止で描き始めて7年、今では毎日の習慣に
「絵なんて、77歳まで全く描いたことなかったよ」
ミュージシャンに俳優と、多彩な活躍を見せるミッキー・カーチス氏(84)が、このたび初の大個展「ミッキー・カーチス アート展」を開催中。ご本人に絵を描き始めたきっかけを聞いてみた。
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【写真】ヒョウ柄のジャケットがキマっている 自作の前でポーズを取るミッキー・カーチス氏
「絵なんて、77歳まで全く描いたことなかったよ」
300点にも上る絵画がずらりと並ぶ前でそう語ってくれたのは、ミッキー・カーチス氏ご本人だ。
2017年には、倉本聰脚本ドラマ「やすらぎの郷」で好演
1938年、日英ハーフの両親の元に誕生したカーチス氏は、平尾昌晃、山下敬二郎とともに“ロカビリー3人男”として大ブレーク。
その後、音楽プロデューサーとしても活動し、あの矢沢永吉率いるキャロルのデビューにも一役買っている。
俳優としては2017年、倉本聰脚本ドラマ「やすらぎの郷」に出演し、好演が話題となったのは記憶に新しいところである。
そんな多彩な才能の持ち主である彼は、ここ数年、その新たなステージとして、絵画制作に没頭しているという。
「妻からボケ防止にと勧められたのがきっかけで、7年前から毎日欠かさず描いているよ。絵は独学で、師匠といえばユーチューブの動画かな」(カーチス氏)
自作の絵をネットに上げたところ人気に火が付き、この度、初の個展開催へとつながったのだ。
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