美川憲一が独白「明菜に紅白に出てほしい」 30年前に出演を打診した秘話も

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 今年も、はや10月を迎え、年の瀬も見えてきた。大物歌手たちは大みそかの紅白歌合戦のメンバーに選出されるかが気になって仕方のない季節である。視聴率低下に頭を痛めるNHKが今回、白羽の矢を立てるのは……。

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 かつては視聴率80%を誇っていた紅白も、近年は30~40%台がやっと。昨年は過去最低クラスの数字に終わった。NHKは局を挙げて汚名返上を狙い、

「異例の人事が行われています」

 とは、さる芸能デスク。

「過去にチーフプロデューサー(CP)を務めた2名が、現場に復帰することに決まったんです。ベテランを起用しての体制強化ですね」

 しかも、そのうち1名は、

「2014年、中森明菜がニューヨークからの中継で出演し、話題となりました。その際CPとして中森側と話をした人物です」

 今年デビュー40周年を迎えた明菜だが、近年は活動停止状態。しかし、この夏、突如新事務所を設立し、再出発の気配が濃い。

「NHKは今年、明菜の過去のコンサート映像を編集して放映し、高評価を得た実績がある。彼女は隠し玉的存在で、既に出場の打診が行われたとスポーツ紙に抜かれていますね」

引退歌手も…

 彼女が出るというだけでも注目は必至だが、目玉はこれにとどまらない。

 さる芸能事務所の関係者が言う。

「もう一人、現場に復帰した元CPが周囲に“今年のキーワードは『周年』だ”と漏らしています。今年はデビューからウン十周年を迎えるベテランが多く、彼らを起用し、テレビ好きの高齢者をつなぎ留めたいということでしょう。代わりに“例年よりも新人アーティストの出場機会は減る”とも言っています」

 今年、記念の年を迎えたアーティストを並べてみると、既に紅白を引退した60周年の北島三郎は別として、50周年組に、アリス、松任谷由実、郷ひろみ、キャロル、海援隊などの名が並ぶ。45周年には松山千春、40周年は前出・明菜の他に安全地帯、小泉今日子、BOOWY。35周年に工藤静香、森高千里、30周年にMr.Children、ウルフルズ、大黒摩季、広瀬香美……確かにビッグネームが目に付くのだ。

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