インドネシア サッカー暴動「131人死亡」から1週間 警察は「犯人」探しを始めるも…圧死者多数の背景に“2つの不運”
10月1日にインドネシアの地方都市・マランのサッカー競技場で起きた、サッカー暴動から一週間が経った。試合後のピッチにファンが殺到し、鎮圧に乗り出した警察が催涙弾を発射したことで混乱を招き、出口に向かう人々が将棋倒しとなり圧死したという悲劇だった。【大塚智彦/在インドネシアライター】
死者は131人に上り、負傷者は467人。このうち重体者が20人以上含まれているという。また犠牲者には、警察官2人のほか、3歳を含む32人の子供がいた。
この事件件は、世界中にトップニュースとして伝えられた。...