試合棄権の大坂なおみは「目標を失っている」? 伊達公子もブログで苦言

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 一流選手が競技へのモチベーションを保ち続けるのは難しい。まして富や名声も手に入れ“モノ言うセレブ”と称賛されている身であれば……。そんな大坂なおみ(24)の振る舞いに、あの先達が苦言を呈していた。

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 四大大会4度の優勝を誇る大坂は、現在世界ランキング48位。8月末の全米オープンでは1回戦負けし、3大会連続の初戦敗退を喫してしまった。有明コロシアムで3年ぶりに開催された「東レ・パンパシフィック」でも、9月20日の1回戦は相手の途中棄権もあって10分程度で勝利したものの、2日後の2回戦は「腹痛」で棄権。主催者を通じ“体が許してくれません”との談話を発表していた。

 国際テニスライターの神仁司(こうひとし)氏が言う。

「ファンは前回覇者である彼女のプレーを楽しみにしていたはずですが、詳しい説明もないまま突然の棄権で、後味の悪さが残りました。今回は体調管理の甘さだけでなく、上半身の筋肉が落ち、肩甲骨回りや背中の筋肉の上に余計な肉がつくなど、体形も気になりました」

 その彼女は25日にさいたまスーパーアリーナで開催された「超(スーパー)RIZIN」に来場、リングサイドで観戦する姿が報じられた。が、同日に東レの決勝が行われたこともあり、ネットニュースのコメント欄には、

〈観戦は身体が許してくれたらしい〉

 といった、辛辣な書き込みが散見されたのだった。

伊達公子も苦言

 そうした大坂に、いち早く苦言を呈していたのが、他ならぬ伊達公子氏である。全米OPを観戦した彼女は9月1日、ブログ上で、

〈負けた直後の大坂選手の行動が気になった。会場のスクリーンに映し出された自分自身を携帯で撮っていた(中略)私自身が選手だった時、負けた時は1秒でも早くコートを後にしたい。大会会場からも1日でも早く去りたい、という気持ちだった〉

 とつづり、同日に1回戦負けして早々にコートから去ったビーナス・ウィリアムズを引き合いに出し、

〈2人の取った行動の違い(中略)選手たちは負けた時、とにかく悔しくて自分を責める言葉が脳裏に繰り返し出てくる。どうしてそんな状況の時にスタジアムのスクリーンに写り(ママ)出されている自分を携帯で撮ろうという気持ちになれたのか?〉

 そう疑問を呈していたのだ。

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