【追悼】アントニオ猪木さん 生前、明かしていた「北朝鮮への熱い思い」
30数回に及ぶ「訪朝」
10月1日に亡くなったアントニオ猪木氏。北朝鮮への訪問は、時に「売名行為」「政府の方針に反している」「北のたいこ持ち」と批判もされたが、1994年から続き、実に30数回を数えている。では、そもそも彼はなぜ北朝鮮にこだわり続けたのか。その“熱い思い”を生前、「新潮45」のインタビューに答え、吐露していた。そのきっかけはプロレスの師匠、力道山の存在だったという。
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猪木氏は13歳のとき、一家でブラジルに移住している。農場で働き、陸上競技で頭角を現し、大会で優勝するなどしていたという。...