ついに「出勤停止」処分の玉川徹氏、これまでは羽鳥さんが庇っていたのに

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「羽鳥さんは善玉に徹して下さい」

 2015年に放映がスタートした「羽鳥慎一モーニングショー」は、朝のワイドショー戦線では絶対的な強さを誇る。なかでも、羽鳥氏と玉川氏によるやり取りは、同番組の売り物のひとつでもある。玉川氏は番組内での自身の役割を、かつて次のように語っていた。

〈新番組がスタートするにあたって羽鳥さんに「僕が悪役をやるので、羽鳥さんは善玉に徹して下さい」と言い、羽鳥さんも「それで行きましょう」と。僕はコメンテーターだけど、本質はディレクターなんです。今は僕らの番組が視聴率1位ですけど、以前は「とくダネ!」(フジテレビ系)が絶対的王者で、MCの小倉智昭さんはひとりで悪役と善玉をやっていた。「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)の宮根誠司さんも似たようなキャラクター。だったら、悪役と善玉を分けたらどうなのかなと以前から思っていたんです〉(日刊ゲンダイDIGITAL/2019年4月15日公開より)

「『モーニングショー』では、様々なテーマについて玉川さんが舌鋒鋭く斬り込み、それを羽鳥さんが冷静なコメントで受けるのが基本的な形になっている。つまり、好感度の高い羽鳥さんを矢面に立たせないように、玉川さんが“悪役”として番組を盛り上げるわけです。とはいえ、玉川さんの手厳しい発言は“視聴者の声を代弁する”のが前提だったはず。しかし、今回は事実誤認があった上、一国の総理経験者が述べた弔辞を批判してしまい、その結果、最も大事な視聴者からも疑問の声が上がることに。さすがの羽鳥さんでも庇いようがなかったのだと思います」(先の民放関係者)

デイリー新潮編集部

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