「神の子」田中将大、ワースト黒星で「普通の子」に 復活には楽天残留より「巨人移籍」の荒療治

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「負けて不平不満ではツキに見放される」

 プロ野球楽天の田中将大投手(33)の新人時代、その勝ち運の強さに、当時の野村克也監督が「マー君、神の子、不思議な子」と表現した。その名言通り、2013年には24勝0敗と神懸かり的な成績で、球団史上初の日本一に貢献。しかし、日本球界復帰2年目の今季はMLBを含め自己ワーストタイの12敗(9勝)を喫した。パ・リーグの投手で最多黒星でもあり、規定投球回数に到達したリーグ9投手のうち、防御率3.31は8位。4勝9敗の昨季に続き、2年連続で負け越し、かつての“神通力”は消え去った。...

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