「自分の彼女が寝取られてると興奮する。風俗嬢になってほしい」婚活アプリ詐欺男が第2の被害者に語っていた卑劣な言葉(2/4)

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風俗で働かせるための口実

「岡の要求のしつこさに耐えかねて、それを受け入れざるを得ず、店舗型の風俗店で働くことになってしまいました」と話すBさんが、その決断に至る経緯についてこう説明する。

「預金のほぼ全部を渡してしまった以上、岡を信じるしかない。彼は意のままにならないとすぐにキレると先ほどお話ししましたが、それを突っぱね続けているとおカネを回収できないまま逃げられる可能性があるから従うしかない。そんなジレンマに陥っていたんです。風俗勤めというのはかなり飛躍した考えだと思われるかもしれませんし、私もそう思ってはいましたが、岡を信じることを前提にするなら、他に選択肢がなかったのが正直なところです」

 Bさんが選んだ風俗は“ヘビーな種類”のものだった。

「岡は私が他の男に抱かれることに、“ゾクゾクする”“性癖だから気にしないで”などと言っていましたが、そういった“寝取られ”を望むキャラは、私を風俗で働かせるための口実だったと思います」

 岡被告は、Bさんに生活用として渡していたキャッシュカードに、「稼いだカネは、その日ごとに入金するように」と言ってきたという。

「“これで生活して”と言って渡されたものの、9万円しか入っていなかった例のカードです(苦笑)。“入金と報告を欠かすな。オレには隠し事はないんだから絶対にしないでね? 風俗店でいろんな人を相手にしていると思うと興奮する”などと言われました」

 Bさんが風俗嬢として岡容疑者に渡した総額は600万円にのぼるという。

(続く)

デイリー新潮編集部

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