「ミイラ化した赤ちゃんの遺体が部屋に」――発見者と「産みの親」との意外すぎる関係が判明!

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交番に駆け込んだ発見女性

「マンションの部屋でミイラ化した赤ちゃんの遺体が見つかる」――。そんな物騒な一件が報じられたのは9月15日のことだった。部屋の住民が交番に駆け込んだことで露見したのだが、その後、続報が報じられた形跡はない。そんな中、「赤ちゃんの母親は誰なのか」という点が判明したという。

「部屋で赤ちゃんが見つかったと聞けば、住民が容疑者かなと思うのが我々の場合は普通です。ただ、今回は全く違いましたね。正直、驚いています」

 と、担当記者。

「27歳の女性が名古屋市北区の大曽根駅前交番を訪ねたのは、14日午後5時半前後でした。対応した警察官にその女性は、“自分の部屋の中で赤ちゃんの遺体を発見した”と告げたそうです。警察官が女性と共にマンションの部屋の内部を確認すると、実際に赤ちゃんの遺体があったということでした」(同)

 赤ちゃんの状態については、

「生後間もないくらいと思われる大きさだというのは把握できたものの、すでにミイラ化しており、性別もわからなかったと言います」(同)

別の人物がそこに置いた可能性が高い

「警察はこの女性を容疑者ではなく重要参考人として、事情聴取したようです。その中で女性は、“1年くらい前に入居したが、9月いっぱいで退去するつもりだった”“引っ越しの日取りも決まり、部屋の中を綺麗にしていた”“立つ鳥跡を濁さずの思いで、隅々まで掃除していたら偶然、遺体を見つけてしまった”と証言したとのことです」(同)

 女性は遺体を発見した場所について、「普段は開けない場所」と表現したとされる。

「捜査としては、女性から詳しく事情を聴く中で、女性自身がその“普段は開けない場所”に赤ちゃんを置いたわけではないという確証を得たようです。つまり、“別の人物がそこに置いた可能性が高い”という証言があったと見られます」(同)

「別の人物」とは?

「その女性の母親です。証言を受け、警察はDNA鑑定での証拠固めを進めました。母親はすでに死亡しているということなので、その毛髪や皮膚、骨などがあれば提供してもらい、それと赤ちゃんとの親子関係の有無を調べたわけです」(同)

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