安倍昭恵夫人の「山口県移住計画」と記念館設立 近況は「お酒はあまり飲まず、外出もされていない」

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 凶弾に斃(たお)れた夫。残された妻。国葬に参列した昭恵夫人(60)の今後を不安視する声もあるが、傷心の彼女は将来の計画を周囲に明かしていた。

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「昭恵さんは国葬のことを“政治的行事”と割り切っていますよ」

 と彼女の心中を慮るのは、安倍家を弔問に訪れたさる関係者。

「国葬は国家的な行事でもありますし、安倍事務所の中では“国葬は麻生さんが進めた”ということになっています。晋三さんが亡くなった直後、自宅に弔問に来られた麻生さんは“シンゾウ、シンゾウ”とおいおい泣かれていた。その麻生さんのお願いであれば、昭恵さんも何も言うことはできません」

 国葬で喪主を務めた彼女の今後が憂慮されてきたのは、渋谷区富ヶ谷の安倍元総理の自宅がいまは嫁と姑だけで暮らす格好になっているからだ。土地と建物は元総理の所有ではなく、相続することもできない。そこで“いずれ家を出るのでは”といわれてきた。

「洋子さんのことをとても心配している」

 しかし、と支援者が言う。

「晋三さんが亡くなられてから昭恵さんは洋子さんのことをとても心配しています。洋子さんが住んでいる3階に行って、いまも食事を一緒にしていますよ。3階には80歳に近いお手伝いの方がいるのですが、やはりご高齢なので、生活面で心配なところがある。とにかく昭恵さんは洋子さんの面倒を最後まで見て、将来的には山口県の長門市油谷(ゆや)に移住したいと考えているのです」

 油谷は安倍元総理の本籍地で、祖父である安倍寛氏の出身地だ。

「油谷には晋三さんの自宅があり、それを今後どうするかは安倍家の課題でした。そこに記念館や財団を作ったらどうかという話は晋三さんの生前からあって、昭恵さんも乗り気。“住んだら、馬に乗って町を歩きたいね”なんて話していました」(同)

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