“破産宣言”から3カ月で巨額の借金を馬券で完済! インスタントジョンソン・じゃいさんが「東京都議会議員」に訴える「馬券を無税に!」
明らかな二重課税
――つまり、競馬関係のお仕事をされているじゃいさんの場合は、「営利を目的としている」わけですから、雑所得になるのではないか、ということですね。
じゃい そういうことです。「一時所得」で申告していた時期もあったのですが、「じゃいさんなら雑所得でも大丈夫では」、という話を伺い、以来、雑所得として申告していたというわけです。
――それが、「一時所得」という扱いになってしまった。
じゃい 去年の秋ですよ。昼下がりに、二人の税務署署員がやってきて。「調べさせてください」と。それで今年の3月に、両親と妻から借金をして“マンションが買えるくらいの額”を支払い、事実上の破産状態になってしまった。そしてあのような報告をさせいただいた、というわけです。
尾島 じゃいさんのニュースを私も見て、驚きました。一体なんでんなことになったのか、不思議に思いましたね。だって馬券を購入する時点で、すでに税金は取られているのに、さらに課税しているわけですよね?
じゃい そうなんです。払戻金が雑所得なのか、一時所得なのかという議論もさることながら、そもそも論として、馬券を買った時点で、25%抜かれているんですよ。たとえば、尾島さんが100円の馬券を買ったとします。そのうちの25円は、JRAが取るのです。そのうちの10円、つまり馬券代の10%は、税金として国に納められている。現在のJRAの馬券の売り上げは年間3兆円と言われていますから、ざっと年間3000億円が、税金として納められているということなんです。私が訴えたいのは、まさにこの点です。馬券を購入した時点で納税しているのに、なぜさらに納税しなければならないのか。
尾島 誰が見ても、明らかな二重課税ですよね。
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