「外国人なら200万円で」スイス“自殺ほう助”の実態 現地では驚かれなかったゴダールの死
自殺未遂の過去も
こうした死は一般化していて、今回のゴダールの死も、現地ではさほど驚きもなく伝えられているという。
広岡氏が言う。
「彼はレマン湖の畔にある、人口6千人の町に住んでいたそうです。晩年は毎朝、カフェで新聞を読み、葉巻屋に立ち寄って家に戻るのが日課だったとか」
宮下氏によれば、
「これまでに何度も自殺未遂騒動を起こしています」
自殺願望が以前からあったのは事実なのであろう。
「彼の最期は自身の映画の主人公そのものでしたね」
とは冒頭の白井氏。
「気ままに生き、年老いて創作が困難となった時、自らの意思で幕を閉じる。人生がひとつの映画のようでした」
〈悪く生き良く死ぬ人々をあまりに多く見た〉
〈例外の死を望む それが規則なのだ〉
1995年、自ら撮ったドキュメンタリー映画でそう述べたゴダール。
まさにそのままの死を迎えた彼は、「最後の作品」の出来栄えを、あの世でどのように見ているだろうか。
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電話0570-064-556(対応時間は自治体により異なる)
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・いのち支える相談窓口一覧(都道府県・政令指定都市別の相談窓口一覧)
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