こじるり卒業の陰で…「清水麻椰アナ」をMBSが必死に売り出そうとしている“動かぬ証拠”
“こじるり”ことタレントの小島瑠璃子(28)が10月から中国へ留学する。そのため彼女がメインキャスターを務める唯一のレギュラー番組「サタデープラス」(TBS系/MBS制作、土曜7:58~9:25)は、9月24日の放送で卒業となった。後任のMCは誰になるのか注目されたが、毎日放送(MBS)は早々に後任を立てないことを発表した。そこには、同局の清水麻椰アナ(26)への大きな期待があるからという。
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MBSは改編会見で、「サタプラ」に後任MCを立てない理由をこう答えている。
担当者:丸山さんの番組にしていきたいくらい。丸ちゃんを支えていくつもりで清水にはやってほしい。
《丸山さん》とはこじるりと共にMCを務めてきた関ジャニ∞の丸山隆平、《清水》とは清水麻椰アナのことである。
もっとも、在京キー局のプロデューサーの見立ては異なる。
「MBSの清水アナ推しはハンパないですからね。彼女は2019年4月の入社で、半年後には関西ローカルながら人気だった平日昼の情報番組『ちちんぷいぷい』(21年3月終了)に抜擢されました。20年4月からは『サタプラ』のロケ企画“ひたすら試してランキング”に起用され、今年1月からは進行も任されるようになった。さらに4月からは『プレバト!!』(木曜9:00〜20:00)でダウンタウン・浜田雅功さんのアシスタントも務めています」
ローカル局のアナウンサーだが、全国放送が2本もある。
実は老舗放送局
「MBSを侮ってはいけません。大阪の準キー局である同局は、1951年7月に日本の民間放送として初の試験電波を発信しており、9月1日には名古屋の中部日本放送(CBC)と共にラジオ放送を開始しました。ちなみにCBCのほうがスタートが5時間早かったので、MBSは2位に。東日本初のラジオ局として開局したTBSですら本放送の開始は同年の12月ですから、東京よりもはるかに早かったのです。テレビ放送が始まってからは弱小の教育テレビ局だったNET(現・テレビ朝日)と組んだため、隙あらばキー局になったやろうとしていた局なのです」
そんなMBSが制作する「サタプラ」枠の歴史は長い。
「この枠は1970年にスタートした『八木治郎ショー』が原点です。もっとも当時は、MBSはテレ朝系列でした。TBS系列に移ったのは75年。以来、半世紀近く、TBSの土曜の朝を彩ってきたのがMBSなのです。同局にとって『サタプラ』は、大阪本社のスタジオから全国ネットで生放送している唯一の番組です。最も将来を期待される局アナが起用されると考えていいでしょう」
それが清水アナというわけだ。
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