小室佳代さんの「財政危機」に、宮内庁側から続出する「物々しい言葉」

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何らかの金策の候補とは?

「遺族年金と父親の年金はあるとしても、父親も佳代さんもそれぞれ病を抱えているようで、通院治療費が結構な額になっています。解決策として、佳代さんが新たに職に就くことが考えられますが、それもままならない状況です。これまで支払った額を取り戻せるならと彫金師の男性に返還を求めたのも、将来を悲観してのことではないかと分析されています」(同)

 佳代さんにとってネックなのは、警察に駆け込まれた以上、今回の問題が彼女の望むような穏便な形で解決するとは思われない点だ。

「約1600万円の一部であっても、お金を取り戻すことは難しいのではないかと見られています。となると、何らかの金策が必要で、候補としてあがっているのが自宅の売却です」(同)

 佳代さんは父親と共に横浜市内の50m2ほどのマンションに暮らす。

「1990年代に4000万円弱で住宅ローンを組んで購入し、すでにこれを完済しています。現時点で3000万円弱の資産価値があるとされています。新たに収入のあてが見つからない以上、宮内庁には“ここを売却せざるを得ないのではないか”といった厳しい認識があるようです」(同)

 当然ながら立場上、宮内庁は具体的に手を差し伸べることは難しく、見守ることしかできない。宮内庁側は、今回の金銭トラブルに関心が集まり、「自宅を売却すれば良いじゃないか」等々、世論が盛り上がることについても警戒しているという。前回の苦い経験の記憶がまだ生々しいということだろうか。

デイリー新潮編集部

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