1年で3度も栄誉を手にした巨人の“幸運児”も…異色の胴上げ投手列伝

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手術から復帰直後の栄誉

 優勝が決定した瞬間、マウンドにいた投手を胴上げ投手と呼ぶのは、ご存じのとおりだ。投手の誰もが1度は経験してみたいと夢見ているが、その称号を手にするのは、必ずしもエースや守護神とは限らない。運命的なめぐり合わせで、優勝決定の瞬間をマウンドで迎えた“幸運児”たちを振り返ってみよう。【久保田龍雄/ライター】

 たった1回でも実現するのが難しいとされる胴上げ投手なのに、1年のうちに2度も胴上げ投手になり、優勝決定試合で完投勝利を記録したラッキーボーイが、巨人・宮本和知である。...

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