選手やファンが大乱闘…熾烈な優勝争いで起きた「とんでもない大騒動」
「王退場!」
9月12日、首位・ヤクルトと2位・DeNAとの直接対決で、ヤクルト・村上宗隆への死球直後、DeNA・佐野恵太に対し、報復に思える内角攻めが行われ、あと味の悪さを残した。過去にも優勝争いの渦中で、死球などをきっかけとする乱闘やスタンドのファンが騒ぎを起こした“事件”があった。【久保田龍雄/ライター】
まずは伝統の一戦、巨人対阪神をめぐる騒動を紹介する。1968年9月18日、阪神が連勝し、ゲーム差なしまで追い上げた天王山決戦第3戦は、阪神・バッキーの王貞治への危険球をめぐり、両軍ナインによる大乱闘が勃発。...