【独自】白鵬マネージャーが失踪していた “1億円持ち逃げ”疑惑も
「誰も連絡が取れない」
今年7月、大相撲の元横綱白鵬は、年寄「宮城野」を襲名し、宮城野部屋を継承した。ようやく部屋持ち親方としての一歩を踏み出した白鵬だが、その裏で側近中の側近といわれる大物マネージャーが7月頭に失踪したとの情報が。さらにその人物は、白鵬個人か部屋の資金1億円以上を持ち逃げしたという“疑惑”の目も向けられており――。
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【写真を見る】失踪中の大物マネージャー・近藤氏 現役時代のしこ名は「光法」だった
件の「大物マネージャー」とは、近藤将大という人物だ。「光法」(2代目)のしこ名で白鵬の付け人頭を務め、角界引退後は白鵬の私設マネージャーに転身。タレントのマネジメントなどを行う「オフィスコンジョー」の代表取締役でもある。
「近藤氏は現在、誰も連絡が取れない状態になっています。失踪した時期は今年7月頭。白鵬も彼と連絡が取れなくて困っています」(相撲協会関係者)
近藤氏は、2010年に本誌(「週刊新潮」)が報じた、相撲界の「野球賭博汚染」でも名前の挙がっていた人物である。
「当時、まだ現役の幕下力士だった近藤さんは賭博に関与したとして謹慎処分を受けています。その後、警察の捜査の過程で、“八百長メール”が出てきた時には、仲介役と疑われて相撲協会に聴取されました。同じころに引退した彼はその後もギャンブルをやめていなかったようで、今回の失踪に関しては、白鵬個人か部屋の資金1億円以上を持ち逃げした、との情報もあります」(同)
毎年行われる小中学生の相撲大会「白鵬杯」を仕切ったり、白鵬がテレビ出演する際の窓口やギャラ交渉を行ったりするのも近藤氏の仕事だったという。
白鵬に事実を聞くと…
白鵬の運転手を務める元幕内・龍皇はこう語る。
「付き合いのある周りの人が電話をかけても出ないと聞いています。名古屋場所の終り頃だったかな、(白鵬から)“連絡が取れなくなったんだ”と聞きました。それで、私が“え、なんで?”と聞いたら、“知らんけど……”みたいな感じでした」
白鵬自身は近藤氏の失踪についてどう考えているのか。秋場所中のある日、両国国技館から車で部屋に戻ってきた親方に声をかけた。
――近藤さんと連絡が取れなくなっている?
「部屋に、もう、来られていないから、私も分かりません」
――白鵬さんのお金を持ち逃げした、という話もある。
「(一瞬、ニヤッと笑って)あ、そんなことはないです、はい」
その後、改めて文書で質問すると、7月から一切の連絡が取れない、と失踪について認めたうえで、〈安否を大変心配しております〉とのこと。
さらに資金の持ち逃げなどについては〈現在事実関係の確認を行っておりますのでお答え出来ません〉との回答だった。
持ち逃げについても確認中、と受け取れる言い分である。
本誌は近藤氏の母親にも尋ねたが、やはり7月頃から音信不通とのことだった。
宮城野親方としての船出に水をさすマネージャーの失踪――9月22日発売の「週刊新潮」では、近藤氏が人気放送作家の鈴木おさむ氏からも借金を重ねていた問題などと併せて詳報する。
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