多国籍空軍訓練で自衛隊が“浮いてしまった”理由 各国軍人がノーマスクの中、日本人だけマスク姿
三菱重工製「F-2」が初めて米国以外の外国に
8月19日~9月8日の3週間にわたって実施された多国籍空軍訓練「ピッチ・ブラック22」。豪州で2年に1度開催されるこの訓練に、航空自衛隊も参加した。
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【異様な光景】外国の軍人たちがノーマスクの中、自衛隊員は律儀にマスクを着けている
「豪州の同盟国である米国や、英仏、インド、東南アジア諸国など17カ国から約100機が集まりました。今年は日韓とドイツが初参加です。インド太平洋地域で影響力を強める中国をけん制する狙いもあるでしょう」(軍事評論家)
三菱重工製の支援戦闘機F‐2が、米国以外の外国に派遣されたのも初めて。
「各国の戦闘機がビーチ上空を通過するイベントでは、“ミツビシ、ジャパン”のアナウンスに一般客から歓声が上がったそうです」(同)
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