巨人、西武、阪神…リーグ優勝を逃した“歴史的取りこぼし”を振り返る!

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巨人ファンが最も悔いを残した試合

 応援するプロ野球チームがリーグ優勝目前までいきながら、最後の最後でまさかのV逸……。その要因は、天王山の一戦に敗れただけではなく、下位チーム相手の「不覚の1敗」が痛かったという例も多い。そんな“歴史的な取りこぼし”の試合を振り返ってみたい。【久保田龍雄/ライター】

 巨人ファンが最も悔いを残した試合として知られるのが、1986年10月7日のヤクルト戦である。

 同年、巨人と広島のV争いは終盤までもつれにもつれた。巨人は74勝47敗1分で首位に立ちながら、69勝45敗11分の2位・広島にマジック5が点灯するという大混戦だった。...

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