【鎌倉殿の13人】和歌を愛した源実朝の実像 もし28歳で公暁に暗殺されなかったら?

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 第35話まで終了したNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は現在、3代将軍・源実朝(柿澤勇人)の世。実朝が和歌を愛したのは知られている通り。単に好きだっただけでなく、後に正岡子規や小林秀雄らが高く評価するほどの才能の持ち主だった。また、初代の父・源頼朝(大泉洋)、2代の兄・源頼家(金子大地)とは違い、御家人に慕われた。史書から実朝の人物像を浮き彫りにしたい。

「鎌倉殿――」に実朝が初めて登場したのは8月21日放送の第32話。1203年10月8日の元服の日が描かれた。...

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