ツイッターで活動再開の生稲晃子参院議員 助っ人に「安倍元総理」“最後の政策秘書”を採用の裏事情

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統一教会に続いて

 永田町関係者が声を潜める。

「最近、生稲事務所の政策秘書に、安倍元総理の政策秘書を務めていたAさんが就任したんですよ」

 政策秘書といえば、事務所の中で最も重要なポジションであることは言うまでもなく、右も左もわからない新人議員にとっては、永田町を生き延びる頼みの綱でもある。

「1年前の衆院選に、長らく安倍さんの政策秘書を務めた初村滝一郎さんが出馬することになったのです(長崎1区、結果は落選)。そこで代わりにと呼ばれたのが、加藤勝信さん(現厚労相)の事務所で働いていた、Aさんでした」

 ところが、安倍元総理が亡くなったことにより、自動的に政策秘書も失職。

「困り果てたAさんに救いの手を差し伸べたのが、萩生田さんでした。生稲晃子事務所に人手が足りていないから、どうですかと持ちかけたのです。生稲さん側からしても、願ってもないことで、すんなりと話が決まったようです。統一教会に続いて、ここでも萩生田さんが“仲人”になったというわけです」

 参院選では喪章を付けて街頭演説に臨み、凶弾に倒れた安倍元総理のことを繰り返し語った生稲氏。その秘書まで受け継いだ最後の安倍チルドレンは、まもなく始まる国会では、どんな“活躍”を見せるのか――。

デイリー新潮編集部

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