ヤクルト・村上宗隆、覚醒のきっかけは“引っ越し”? 寮のオバケを怖がっていたといううわさも
ヤクルト村上宗隆内野手(22)が、ついに日本選手最多、王貞治氏が持つシーズン55号本塁打という大記録に並んだ。そんな破竹の勢いは何に起因しているのか。周囲からは“ある私生活上の変化のおかげでは”とささやく声も聞こえてきたが……。
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村上は本塁打数だけではなく、打率と打点数でも首位をひた走っている。三冠王獲得の史上最年少記録は、落合博満氏(68)の28歳。今季、このまま順当に村上が三冠王に輝けば、同記録も40年ぶりに更新されるというわけだ。
普段は辛口で知られる野球解説者の江本孟紀氏(75)も、「悔しいくらいにケチのつけどころがない」と舌を巻く。
「元々、村上君のスイングは速さとフォームの両面で完成されていました。いま、さらにすごいのは、選球眼まで研ぎ澄まされてきたこと。唯一、打率が弱点だと言う人もいますが、それは違います。ヒットだってきちんと狙って打てている。今季、三冠王は堅いでしょう」
風呂やトイレに“出る”
齢22にしてもはや、向かうところ敵ナシといった村上だが、意外な弱点があった。古参のヤクルトファンはこう語る。
「実は村上選手は埼玉・戸田市の球団寮に出るオバケを怖がって、一人で風呂に入れなかったそうです。この寮は2軍の練習場に近く、入団4年目までの若手が共同生活を送っていますが、風呂場で誰もいないはずの人影が鏡に映るなど、“出る”ことで有名なんです」
ヤクルトOBの広澤克実氏(60)によれば、
「私も入団後の4年間を埼玉の寮で過ごしましたが、当時、霊感のある選手から“出る”という話を聞いたことがあります。各階には共用のトイレがあるんですが、ここに一人で用をたしに行くと姿の見えないオバケから突然、名前を呼ばれると。“ヤクルトあるある”の一つですね」
現在、入団5年目の村上は寮を出ているが、前出の古参ファンによると、
「引っ越してオバケの恐怖におびえる必要がなくなったことが、神がかった活躍の一因になっているかもしれません」
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