電気料金の抑制に不可欠な原発再稼働 全く目途が立っていない「柏崎刈羽」「東海第二」原発で政府がやるべきこと
電気料金の値上がりが止まらない。総務省が算出する消費者物価指数によれば、7月の電気料金は前年比19.6%上昇した。日本の発電量の約8割を担う火力発電の燃料代が高騰していることが災いしている。
東日本大震災以降、電源構成に占める原子力発電の比率が大幅に低下したことにより、日本の電力供給は年を追うごとに脆弱となり、今年の冬も綱渡りの状態だ。
化石燃料の高騰により電気料金のさらなる値上げが必至の情勢であり、「原子力発電抜きでは日本全体が貧困化してしまう」との危機感が生じており、電気料金抑制の「切り札」として化石燃料を使用しない原子力発電への期待が急速に高まっている。...