黒島結菜は「ちむどんどん」失敗でどうなる? 過去の低視聴率ヒロインたちの“その後”を検証
はたして大団円を迎えられるか。最終回まで1カ月を切ったNHK朝の連続テレビ小説「ちむどんどん」。ここまで賛否両論が渦巻いた朝ドラも久々だろう。ヒロインの黒島結菜(25)は演技で奮闘するも、なかなか作品自体の評価が芳しくない。となれば、気になるのはドラマ終了後のイメージダウン。過去の低視聴率にあえいだ先輩女優たちから、学ぶべきことはあるだろうか。
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沖縄本土復帰50年の節目を記念する作品として放送がスタートした本作。沖縄の方言で「ちむどんどん」は「心がわくわく、ドキドキする」という意味なんだとか。
ご覧になっていない人のために簡単にストーリーを説明すると、本作は黒島演じるヒロインが、沖縄を出て上京し、故郷の料理店を作る夢を実現する物語。黒島をはじめ彼女の母親役を務める仲間由紀恵(42)など、沖縄出身の出演者も多く、セリフにも独特な方言を採用した。
「#ちむどんどん反省会」ハッシュタグが登場
夏の朝ドラにふさわしい、爽やかな沖縄の郷土色を前面に出した内容で好感を持たれるかと思われたが、SNS上で〈#ちむどんどん反省会〉というハッシュタグが登場し、内容についてバッシングするネット民たちが溜飲を下げる現象まで生まれた。
安倍政権時代に総理補佐官を務めた元農林水産副大臣の礒崎陽輔氏も、自身のツイッターで、
〈俳優の皆さんは立派に演じられていますが、脚本の論理性が崩壊しています。私自身沖縄振興の関係者として残念であり、既に手後れかもしれませんがNHKは猛省する必要があります〉
と異例のコメントを発表する事態に発展。総じて慌ただしい展開に“ついていけない”などと不興をかっているのだ。
スポーツ紙の芸能担当記者が言う。
「8月29日に放送された第101話の平均世帯視聴率(関東地区)は、15.5%でした。これは歴代の朝ドラ視聴率ランキングでいくと、ワースト10に入りかねない危険水域です」
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