天龍と円楽――病魔と闘う同級生の二人を捉えた歴史的な一枚
今年1月に脳梗塞を発症、8月に高座復帰したものの、軽度の肺炎から大事をとって入院中の落語家・6代目三遊亭円楽(72)。そして、長年の現役生活で負った体へのダメージから、広範囲にわたる頸髄(けいずい)損傷のため入院した“ミスタープロレス”天龍源一郎(72)。
実はこの二人、中学が同窓である。福井県出身の天龍は、大相撲への入門をきっかけに中学2年生の時に墨田区立両国中学に転校し、円楽と同級生になった。卒業後、天龍は力士として活躍し、プロレスラーに転向。...