藤井聡太五冠が防衛に成功 かつての“天敵”豊島九段が繰り返した気になるフレーズ

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 9月5、6日の両日、静岡県牧之原市にある田沼意次(江戸時代の老中)ゆかりの平田寺(へいでんじ)で、将棋の王位戦七番勝負の第5局が行われた。藤井聡太五冠(20)は挑戦者の豊島将之九段(32)を128手で破り、通算成績4勝1敗で王位戦3連覇を達成した。【粟野仁雄/ジャーナリスト】

 藤井は「常に中盤以降の玉が薄くて自信がない将棋だったんですけど、崩れずに指すことはできたかなと思います」とこの1局を振り返り、5局通しては「どの将棋も中盤がかなり難しく、長考しても分からなかった場面が多かった」と静かに勝利を喜んだ。...

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