六本木クラス 香川照之の“ドヤ顔”だけではない視聴率上昇のワケ
土下座に付加価値
《六本木クラス観てると「あれ?香川さんは親の仇だから責められてるんだっけ?セクハラで責められてるんだっけ?」って一瞬わからんようになる。》
《日本人全員が香川さんの土下座が見たいわけで、なのでどうか六本木クラブはそのままでオネシャス》
《香川照之さんをこのまま使った映像を放送する六本木クラス。テレビ朝日やりますね。逆に香川さんをテレビで見る最後のチャンスなのかも。》
「ドラマでは当初から、香川が竹内に土下座を強要するシーンがありました。その時は『半沢直樹』(TBS)の焼き直しを見ているようでしたが、今は違います。ドラマファンにとっては、香川がセクハラをした問題よりも、視聴時の“お楽しみ”が増えたに過ぎません。最後に竹内が香川に打ち勝ち、彼が土下座をするシーンが待ち望まれているのです。今の香川にとって土下座は、歌舞伎でいえば“見得を切る”にも値するようになりました」
敵役に箔がついたということか。
「今期の本命ドラマと目された『オールドルーキー』はじめ『家庭教師のトラコ』(日本テレビ)、『競争の番人』(フジテレビ)が期待外れだったことも、『六本木クラス』の高視聴率に寄与したかもしれません。少なくとも、『六本木クラス』が地上波で再放送されることは当分ないでしょうから、希少価値もついているようです」
有終の美となるのだろうか。
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