日大「韓国人タレント学者」が“経歴詐称”で懲戒解雇 「米国弁護士資格」がウソ? 本人は取材に「不合理な解雇」と主張

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理由も示さず解雇通知が届いた

「大学からは『確認したいことがあるので大学に来て欲しい』とだけ連絡があったのですが、治療中だったため快復後に対応したいと伝えたところ、書面でいくつかの経歴について事実確認を求められました。それについても、いまお話した通りに証拠も揃えて丁寧に回答したのですが、9月2日に突然、就業規定違反とのことできちんとした理由や条文内容も示されず、懲戒解雇になったと一方的な内容のメールが届きました。大学事務からの事実確認だけで済む内容が、なぜこれほどの処分になったのか理解に苦しんでいます。どのように対応すれば良いのか戸惑っているのです」

 日大にも詳細を尋ねたが「回答を差し控えさせていただきます」との返答だった。

 田中英寿前理事長と決別宣言し、再出発したばかりの日大で起きた新たな人事トラブル。金氏の主張は通るものなのか……。

デイリー新潮編集部

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